4月24日
圧倒的民意で吉野川市議会リコール成立
有権者の2分の1以上の署名を集めて、私にとっては初めての住民投票の日がやってきた。投票日までのこの機会に、地方自治のあり方を大いに議論してほしかったけど、自主解散に反対した議員のうち堂々と持論を主張したのは1人だけ。この日、即日開票された結果は、解散に賛成が93.33%と圧倒的だった。
臨時議会の中で「解散します。」と議長が宣言した後に解散するのかな、と思っていたが、なんと結果の出た午後10時過ぎに議会は即解散になったそうだ。
市民が直接政治を変えた瞬間であり、現職の議員にとってはなんとも後味悪い悲惨な最期だった。
翌日の地方紙はトップで結果を報じたが市長は「ノーコメント」。できるだけ敵を作らない彼らしい。けれどちょっとさみしいと感じたのは私だけか?
署名集めから投票までものすごいエネルギーを費やした市民の運動に敬意を表したい。そしてこの運動が、明日の吉野川市を担うクリーンでエネルギッシュな新しい多くの議員を生むための前哨戦でありますように。
ウワサでは市議選には1500万円必要らしく(そんな!!)、
某氏は家族に止められているとか、某氏はお金があるから出るとか、
これまでの自分の票を売るとか、買うとか?そんなウワサは早くなくなってほしいものだ。
気になったのは、住民投票の投票時間が、山川町全域で8時〜19時だったこと。マスコミでは「一部地域を除いて8時〜20時まで」とだけ報じられた。
通常の選挙では、合併前の各町の山間部のみ19時までで、旧山川町は20時まで投票できたのに・・・。
投票時間の短縮が旧山川町内全域に拡大されていたのだ。見過ごせない民主主義の縮小化である。投票所の市職員に尋ねると「選管が決めた」「開票の鴨島町まで運ぶ時間がかかるからではないか」ということだったけど納得できなかった。
投票率が49%だったのはその影響もあるのかもしれない。
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