1月27日
シャトル学習会 やっぱり元気で愉快な幕内英夫さん
1月のシャトルの定例学習会は粗食のすすめの幕内さん。話を聞くのはこれで3回目だ。
相変わらず元気な様子で、明後日には「乳ガンにならないための粗食のすすめ」という新しい本を出されるとか。
というのも、日本人の乳ガンの発症年齢は年々若くなりつつあり、
幕内さんは病院でガン患者の食事指導をされているらしいが、
20代の乳ガンも最近では珍しくないそうで、
その8割が朝はパン食だという。
乳ガンの発生率が高いワースト3は、東京都、神奈川県、大阪府、と
その原因が食生活にあることがわかりやすいデータかも。
パンの欠点は添加物が多いことと、
副食に油を使った料理を取りがちになること、
そして輸入小麦粉であるためのポスト・ハーベストの危険性、
日本の食文化の喪失、農業の衰退などなど。
(過去の日記、2003年7月6日をご参照下さい)
幕内氏は年間約100回の講演(彼はドサまわりとよぶ)をこなし、
そのうち30〜40くらいの自治体または学校、幼稚園、保育所が米飯給食に変わったというからすごい!
いくら「地産地消」を叫んでも、パン食に合う地場野菜はほとんどないではないか! 今売れている野菜は、「ジャガイモ、タマネギ、キャベツ、レタス、きゅうり、ごはんに合う、里芋やレンコン、ゴボウなどの地場野菜は低迷しているでしょう?」「本当は食生活の改善は家庭から。でも、聞いてほしい人は講演に来ない、聞かなくてもいい人が講演に来る。だから1000万人以上が食べている給食を変えなければ!」とエネルギッシュ。
彼の女性議員を見る目は厳しい。
私もHPで、「吉田さんは“それでも私はパンが好き”と書いている」
と言われてしまった。そんな記憶はなかったのだが、確かめてみると最後のところで、学校給食の恩恵(?)でパンが好きになってしまったことを嘆きながらも認めている部分があり、夫が焼く自分で収穫した自家製小麦のパンのことで締めくくっていたのが、幕内さんには気に入らなかったらしい。
約2年前幕内さんの講演を聴いて以来、一日おきにパンとごはんだった我が家の朝食は毎日ごはんになりましたよ〜。
でも私は議員なのだから、自分くだけでなく地域の給食が変わるように頑張らねばならないのだ。
みなさんの町の給食はどうですか?
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