8月30日
衆議院選挙告示(1)〜争点を作り出そう!〜
郵政民営化法案に可否に伴い、あれよあれよという間に解散総選挙となった。 小泉さんは「争点は郵政民営化だ!」と言い、法案に反対した候補者は自民党の公認としないばかりかマドンナなどの刺客を差し向け、「小泉劇場」にマスコミは釘付け、国民の関心を高めた。徳島2区など、「落選しても比例名簿1位登載」というアメをぶら下げられた候補者が刺客となり、自民党は分裂。全国でも33の同じような選挙区があり、無党派となった法案反対の前職候補者を自民県連が応援するところ、しないところに対応が分かれたようだ。(徳島県連は両方応援するようになったようで、政策の是非はさておいて、法案に反対した前職を見捨てた地域よりもまだ「情」があったということか。)
民主党は、「もっと大事なことがある。争点は年金だ!」と国民に一番関心の高い問題をとりあげる。社民、共産は、憲法9条を守る!と言っているし・・・。
さて、無所属無党派の私はどうすれば?
徳島では、1〜3区とも、自民、共産、民主の3人、2区では、郵政法案に反対したため無所属で前自民が1人出馬した。
私の支持者の中には「吉田さんの票はほとんど民主の票とかぶるのだから、自分のためにおもてに立って民主党を応援すべき。」と、私の次の選挙のことを本当に心配してアドバイスして下さる方もいる。また、逆に「無党派のイメージが崩れる」という意見、「共産党の人にも支持者がいるのだから控えるべき」という意見。う〜ん、選挙の度に悩みはつきない。
しかし、私は自分のことより、日本のためにベストな行動がしたい!政治屋にはなりたくないのだ(甘いだろうか・・・)。そういう考え方でいくと、私の住んでいる徳島3区では共産党が当選する可能性はかなり低い。死に票は嫌だ。となると、今の危険な小泉政治を止めるのは、野党第1党、政権交代をねらう民主党だ。「自民」と「民主」と同じような党だという批判はあるが、仮に同じような党だとしても「政権交代」することで澱んだ政治が少しは浄化されると期待したい。それに徳島の民主の候補者3人ともリベラルで平和派、尊敬できる人たちなのだ。
そして比例代表は、憲法9条を守ってくれる共産か社民に投票しようか。
郵政民営化の本質は
小泉さんの言っている郵政改革の本質は、郵便貯金、簡易保険の340兆円の資金を、アメリカに流れやすくさせること。彼は何をするにもアメリカ大統領に相談していると言う。郵政民営化もアメリカの圧力だ。もちろん、これらの資金の無駄遣いが指摘されていて、改革は必要なのだが、私たちの郵便貯金が、日本のために使われるのではなく、戦争中毒のようなアメリカに渡り、戦争の資金となるかもしれないと思うと黙っていられないではないか。私にとっての総選挙の争点は「平和国家」、できるだけのことをやろう!
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