6月18日
太陽と緑の会復活大作戦(3)〜Jリーグ会場で〜
四国初のJリーグチーム徳島ボルティス関係者のご厚意により(本当に厚い意志により)太陽と緑の会復活のため、鳴門総合運動公園のサッカー会場前で2ヶ月に一度募金活動をさせて頂けることになった。
毎回4000人前後の観戦者が訪れるらしく、本当にありがたい計らいだ。
知事選挙では敵であった飯泉知事の公約のひとつJリーグチームの誘致に、「徳島のような人口の少ないところで、採算はとれるのか?」ととても懐疑的であり、「赤字になっても県費で補填しないことを約束するように」と代表質問で迫った共産党議員に「そうだ、そうだ」と心で拍手を送った私としては、ちょっと気まずかった。でも、いざスタートしたからには、試合結果をいつもチェックしたし、盛り上がることを心から祈っていたので、チーム関係者に心から感謝しつつ、準備したのだった。
試合は14時からだが、サポーターは11時頃から会場入りするらしい。
ということで、私たちは、10〜14時、13〜16時の2班に分かれて募金活動を行った。この日は復活大作戦の世話人の他に、作業所のメンバー3名とボランティアスタッフ2名が来ていて、私が13時に到着したときには、県外からのボランティアの若いシの「働く場所を失ったメンバーが、もう一度誇りを持って社会参加できる場をつくることにご協力下さい。」とマイクでの心からの訴えに、涙をふきながらの募金を訴えるメンバーの姿があった。
ポカリスエットのユニフォームを着たサポーターが次々に募金に応じてくれ感動!! そのたびに涙を拭き直すメンバーたち。この日の収穫(?)は、66、605円。
募金の現状だが、新築費用約4000万円に対し、火災保険から2000万円、会への直接の寄付や、ボランティア協議会関係の寄付、復活大作戦の寄付を集めると1500万円近くになっているらしい。あと少し、忙しいけれど、暑いけれど、頑張っている杉浦代表や障害を持つ会のメンバーとふれあい、募金活動をいっしょにさせてもらえるのは私にとって全ての活動の励みになっている!
試合が始まると前半後半に別れて試合観戦。初めてのプロサッカーの試合だ。「B席が阪神の外野席みたいで面白いよ!」と事務局のM和尚の言葉で会場内へ。サポーターといっしょになって謳ったり踊ったりして、ストレスを発散した。
この日ボルティスは、リーグ首位の京都パープルサンガに1−2の逆転負け。が、いい汗をかきサポーターの気持ちがちょっとわかった気がした。
試合終了後、京都の選手もカンパしてくれた。来年はJ1に昇格するのだろう。
関係者のみなさん、サポーターのみなさん、小さい子どもたちもたくさん募金してくれた。本当にありがとう!!
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