8月25日
ホテル・ルワンダ〜徳島で見れない映画を見る会8月例会〜
会員でないのだけれど、新聞記事を見つけて、ずっと見たかった「ホテル・ルワンダ」を見に行きました。(その場で入会金1000円と2ヶ月分の会費2000円を支払えば、翌月の映画まで無料で見れるようです。)
とてもショッキングで重い映画でした。
主役の黒人男性:ドン・チードルの演技力が光っていて(アカデミー主演男優賞にノミネート)内容は、悲しいけれど本当のこと。
1994年、自国民どおし、100日間に100万人も殺し合った話です。
フツ族とツチ族の殺し合いですが、彼らに生物学的、民俗学的な違いはないそうです。ツチ族の妻を持つフツ族のホテル支配人が、命がけで自分のホテルにたくさんのツチ族をかくまって命を救ったというルワンダ版「シンドラーのリスト」です。
これを見ると、徳島大学の国際政治学の饗場助教授が「ルワンダの紛争などを解決するためには国連軍が必要」と言っていたのが理解できます。
(しかし彼は、現状の9条改正に反対)
娘と久しぶりの映画デートだったのですが、いくつかのシーンで嗚咽してしまった母に対して、娘の感想は「映画として見て泣いてしまうのは、現実に対して申し訳なく、泣けなかった」でした・・・。
当時、国際NGOアムダの一員だった夫は、この大殺戮後間もなくルワンダに入り、家族にとても心配をかけたのですが、映画の最終シーンに出た難民キャンプで仕事をしていたのだと思うと当たり前ですが納得しました。
「ホテル・ルワンダ」はDVD化しているので、購入して上映会もやりたいです。その際はご連絡致します。
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