6月9日
復活〜生命の現場から〜
少し大げさなタイトルですが、子宮内膜症、卵巣嚢腫の開腹手術をして、明日で4週間、術後の経過も全て順調で、担当医から「フツウの生活OK」のお許しが出ました。
生まれてこの方大きな病気やけがもなく、お産以外は点滴さえしたことがなかった私ですが、数年前からの月経困難症で2年前に診断がついて以来、手術を勧められていました。
「術後2ヶ月の静養が必要」という医師の言葉に、延ばし延ばしになっていたのです。
切腹するのは少し恐かったけれど(何せピアスの穴を開けるのでさえ恐くて出来ないのですから)、生命の現場で何か政治に生かせることもあるに違いない、と自分を励ましながら、5月13日に手術していただきました。17日間の入院生活、手術当日は夜勤の看護士さんの献身的な看護、担当医師たちの超多忙な中での仕事への情熱、頑張りに感激しました。
入院室の前が新生児室で、毎晩のように生まれてくる新しいいのち、かわいい産声に明日の社会へのおとなの責任も感じました。また、入院をお知らせしてしまった方々には、多大なご心配をおかけいたしました。おかげさまで全て順調以上に回復し、関係者のみなさまに本当に感謝しています。
退院したころにちょうどお世話になった病院の経営の記事が徳島新聞に載りました。公営の病院は全国何処でもほとんどが赤字経営で、国、地方とも財政難の今日、経営改善が迫られています。
元気なときは気づかないけれど、病気になってわかる健康のありがたさ、そしてちゃんと治療、看護してもらえることのありがたさ、イラクやパレスチナの人たちのことも頭をよぎりました。
弱い立場の人々がより生きやすい世界へ一歩でも近づけるように、
元気にしていただいた身体でまた頑張らなくては!!
いろいろなことを考えさせられた4週間でした。
参議院選挙が近づいています。
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