4月1日
太陽と緑の会復活大作戦
徳島市国府町にあるNPO「太陽と緑の会」は、障害者の働くリサイクル・リユース施設として頑張っている。
今年2月27日未明、会の店舗兼作業所が火事で焼失してしまった。
朝のTVニュースを夫と見ていて、炎の燃え上がる映像に呆然・・・。
会の設立者である近藤医師は仙台の大きな病院の院長職への誘いもあり、迷った結果「大きな病院の院長の代わりはいても、徳島で障害者のための施設をつくるのは自分しかいない。」と決断されたという。数年前に亡くなった近藤医師の遺志を継いで杉浦良さん(代表理事)をはじめたくさんのボランティアスタッフが、頑張って運営を続けてきた。
多くの作業所が公の補助金に頼らざるをえない中、この会は収入の75%を自らの活動で生み出している。(健常者スタッフの給与が低いのも特徴。)市民サポーター約9,000名が会を支える。
主な活動は、生活用品、衣類、家具などの修繕、リユース。古本や古着も扱っている。わが家も冷蔵庫や自転車、アンプなどを購入し、子どもたちの古着を持っていったりしている。
店舗には所狭しと商品が並べられ、元気なスタッフが大きな声を笑顔で迎えてくれる。月の宮作業所では野菜の有機栽培にも挑戦、国内外から研修スタッフも受け入れている。ハンディキャップを背負った人々の働く場として、また資源循環・環境教育の場として2重の意味で社会に貢献する徳島が誇るNPOの代表格だ。
復活を願って
元のように活発に活動できるように再建してほしい!元のような作業所を立ち上げるには数千万が必要になるだろう。少しでもお役に立ちたい、と願う有志で「太陽と緑の会復活大作戦」を立ち上げた。
ちょっと変だがこれが会の名前(名付けは某市議のMくん)だ。
事務局は般若院の宮崎和尚さん、代表は地蔵寺の服部和尚さん。
具体的には再建資金カンパ集め。
下記の日程でメンバーと一般市民との交流激励集会が開催される。
- 4月16日(土)19:00〜
- 徳島市ふれあい健康館 第2会議室
当日には募金を呼びかけるパンフレットも完成し、お持ち帰りしていただける予定。スタッフによるすばらしい詩の朗読も予定されている。
寄付金受付口座は
- 徳島銀行 山川支店 普通5556061
- 阿波銀行 山川支店 普通1115339
- 郵便振替 01640−3−38004
口座名はいずれも「太陽と緑の会 復活大作戦」まで
是非ご協力をお願いします。
そして一度、国府町の作業所を覗いてみて下さい。
元気をもらえる人も多いはず。
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