10月15日
井内谷川汚泥撤去を求める署名簿提出
水道水源を汚され、飲み水に不安が続く井内谷川流域住民や、三好市民、吉野川流域の応援団、その他、井内谷川をふるさとに持つ県外在住者など、13007名分の署名が、県に提出された。
 署名簿提出
提出に当たって、県は担当課(環境整備課、食料安全推進室)をはじめ、環境局長、農林次長までずらりと出席してくれたが、住民らの問いかけに対して「公害調停申請中」ということで、ほとんどコメントらしいコメントをしなかった。たまりかねた参加者からきつく言われて、やっと「署名は重く受け止める。飲料水への不安はよくわかる。厳正な行政に取り組んでいきたい。」とだけ発言し、聞いていて少しホッとしたが、遠く三好市から参加した流域の人たちは「住民の命を守ってくれるはずの県行政とはこんなものか。」とガッカリして帰って行った。公害調停がうまくいくように祈るばかりだ。

廃棄物ネット深田代表による状況説明
ちなみに投棄した業者は「農地に肥料を入れただけ」と言い張り、県もそれを支持しているが、最も多く投入された多美農場2号地では、一度牧草が撒かれただけで、自然に枯れてしまい、刈り取りもなく、耕作された形跡もない。売れなくて置き場に困った未発酵汚泥をカムフラージュできる農地に廃棄したというのが廃棄物ネットをはじめとする住民側の主張。
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