7月14日
久しぶりの多美農場
腕山スキー場近く、井川のJR辻駅から車で30~40分ほども登った標高900m以上の多美農場。3月まで雪が残り、上れなかったが、久しぶりに行ってみた。

エコ社が汚泥を大量に積み上げていた2号地は、雑草が生い茂って、相変わらず作物は作られていない。

農場下の調整池のようなところの水が前よりも濁っていた。小さな鯉がたくさん泳いでいたが、大きくなったものは死んでいくのだそうだ。

真っ赤な谷も相変わらず真っ赤!

5月にTV朝日スーパーモーニングで放映されたとおり。赤く濁った川が前よりも50mほど下流に延長しているようだった。
この谷が前々から赤かったと、先の三好市議会で市が答弁しているようだ。鉄分の多い地域ではあるようだが、農園直下以外の谷筋を見ると、自然の鉄分の赤いのとの違いは一目瞭然だ。

7月5日には、この問題を県民に知ってもらおうと、井川からたくさんの方が徳島駅前で署名活動をされ、廃棄物ネットも応援に駆けつけた。辻簡易水道は、昨年、膜ろ過方式の高性能の浄化装置に換わったのだが、汲み置きすると緑の藻が生えてくる。比べて三好市の水道水は汲み置きしても変化なし。「安全だ」という市長、知事は、何年もの間、毎日飲み続けられるだろうか。自分の子どもや孫たちにも飲ませることが出来るのだろうか。
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