吉田ます子のでんでん日誌 |
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活動日記 10月15日 |
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10月1日 安倍さんに続き、福田さんまで総理大臣を辞めてしまった。辞めるということは山積する諸問題に「私では手がつけられません。」ということ?本来なら総辞職して、国民に信を問わなければならないはずだ。新しく総理になった麻生さんは新内閣発足のご祝儀相場による支持率上昇を機に解散に打って出るだろうということで、政権交代を狙う民主党の小沢さんが「10月26日投票」を予想して、各候補者に準備を促した。 ということで、私の地元、吉野川市は徳島3区、民主党の公認候補は「3度目の正直」の仁木博文さんだ。小学校6年生のときに「ロッキード事件」に遭遇した彼は「大きくなったら政治家になって日本の政治を変えよう!」と思ったそうだ。5年前の初挑戦では大叔父である後藤田正晴氏の地盤で圧倒的知名度の現職に36,000票差、3年前には小泉旋風の中ではあったが18,000票差にまで追い上げた。この3年間で2児の父親となりスケールの大きくなった仁木さん、初志貫徹は成るのか。
私の支持する政治 「巨額の借金を町民に強いる公共下水道よりも、はるかに安い建設費で水処理が出来て、かつ地元の企業に工事費の回る合併浄化槽を!」「合併する前にもう一度よ〜く知恵を出し合ってみよう!」と訴えて、初めて町長選に出た5年前から、私が目指すのはずっと変わらず「みどりの政治」だ。環境と平和を2本柱にしたみどりの政党は日本にはまだない。海外ではグローバルグリーンズが各国で活躍していて、例えばドイツでは前政権で緑の党が政権与党となり、原子力政策からの撤退、環境政策の推進などに大きな役割を果たした。 残念ながら、今は日本に100%支持できる政党はないのだが、長く続きすぎた自民党政権の弊害はピークに達しているし、何とか変えたいと思うのは多くのみなさんと同じ。特に、先進国中4番目となった「貧富の格差」、年間所得200万円以下、ワーキングプアとよばれる若者たち、地域医療の崩壊、地方の疲弊、積み重なる借金など、この20年でずいぶんと政治は機能しなくなったと実感する。 いくら私たちが不平不満を言っても、言うだけでは変わらない。「今の政治にNO!」という意思表示を選挙でしなければ、今の政治が続くだけだ。そのためには、今は野党第1党に頑張ってもらうしかない。 民主党はいろいろな人たちの集まりだけれど、リベラルかつ優秀な人材もたくさん揃っている。徳島1区の仙谷由人さんはその代表格で、徳島で「仙谷党」と言われる所以だし、普通のOLからど根性で代議士になった高井美穂さんもステキだ。香川の小川淳也さん、環雄一郎さんはともに脱・官僚の政治を目指す若者、期待したい。もちろん、自民党の中にも、リベラルでいい政治家はいるのだろうと思う。でも、まずは政権交代、そして次に、より良い集団へと政界再編となって、やがて第3極にも登場してほしい。 中部選対事務局長 というような考えの、純・民主でない私が、仁木博文選挙の中部選対の役職をおおせつかった。大役を辞退したいのは山々だったが、吉野川市の事務所をボランティアで支える方たちは、いずれも私の県議選挙を支えてくださった方ばかり。政権交代に少しでも貢献したい気持ちはもちろんあったが「少しでも恩返ししなくては」と、ほとんどは義理人情で引き受けてしまった・・・。 その後、中山国交相の失言問題で、解散の機を逸した麻生政権は、アメリカの金融危機が世界に広がりつつある中、その対応を優先すると、政権の座に居直ってしまった。1、2ヶ月のことならと仕事や家庭をある程度犠牲にして事務所の維持に頑張っているみなさんも、長期戦となるとなかなかしんどいと思う。でも「政権交代の最大のチャンスを生かさねば」と、正義感と情熱、ボランティア精神は衰えをみせない。私にとっても電話の応対だけで忙しい毎日が続いている。(この原稿は11月9日に書いています。)どうか、政治に失望し、無関心な人たちがこれ以上増えませんように、そしてあきらめない人たちが増えますように。 |
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