吉田ます子のでんでん日誌 |
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活動日記 10月15日 |
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8月30日 今年の冬(1月25日)の徳島市での上映後すぐに、吉野川市内の賛同団体のNPO、元気やまかわネットワークの宮本事務局長と江川エコフレンドの岸田理事長に呼びかけた。「今度は吉野川市でやりませんか!」 2人とも一つ返事で賛成してくれた。その後、吉野川市青年会議所に岸田さんが話をしてくれ、私がTICO代表ということで4団体が呼びかけ団体となり、市内の婦人会、老人会、文化協会、吉野川市総務課、市長、教育委員会、などに4人が出向き、協力を呼びかける日々が続いた。
環境問題には、誰もが「何とかせねばならない」という共通の認識があり、話をする先々で賛同をいただいた。旧・鴨島町内で、岸田さんを中心とした江川エコフレンドの活動は、江川の清掃活動を軸に、鴨島第一中学校の生徒さんたちなど参加者を増やしながら、精力的な活動を続けている。今回初めて「実行委員会」という形で、彼と一緒に仕事をさせていただき、仕事の迅速さ、ソツのなさにすっかり感心してしまった。今後の環境の活動に、頼もしい仲間を見つけた気分である。 岸田さんが話をしてくれた、PTA連合会、青少年育成会議、商工会議所、同女性会、同青年部、かも研究塾、鴨島公民館長さん、さらに私が話をさせていただいた旧3町村の商工会、地域の労働組合連合会、市の職員組合、吉野川市医師会の計19団体もが仲間に加わり、8月30日の本番を迎えた。特に老人会、婦人会の連合会長さんは、お忙しい中、しかも、ご高齢なのに(失礼ながら!)鴨島への夜の実行委員会に毎回参加してくださって、本当に励まされる思いだった。
失敗談 当初は手作りのチラシでいく予定であったが、岸田さんが大口の賛同金を集めてくれ、思った以上の資金が集まったこともあり、チラシやポスターは印刷屋さんにお願いできることになった。 チラシの最終確認は二人でしたのだが、手作りチラシには載っていた「吉野川市文化協会」の名前が完成したチラシ(約2万枚)ポスター(300枚)から抜けてしまっているのに気づき、顔面蒼白!!文化協会には初期のうちに話をして賛同をいただき、広報誌などにも掲載してくれ、総会でも全員にチラシを配るなど、全面的にご協力をいただいているのにと、柔和な阿部事務局長の顔が浮かび、辛かった・・・。 「恩をあだで返す結果になってしまった。」まずは、「目立たないようにポスターだけでも追加団体をシールで貼ろう」と決めた。ます子事務所のKさんが、残業して全てのポスターにきれいに仕上げてくれた。でも「そういうやり方はかえって文化協会に失礼だ。刷りなおしたほうが良い」との声が複数あり、「私の独断で刷り直しにしよう。私のミスだし費用も自腹を切って。仕方ないことだ。」と印刷屋さんに注文の電話をした。 すると坂東印刷の社長さんは「刷りなおしたら、またCO2が出ますよ。岸田さんに相談して、よく考えてみたら。」と言う。刷りなおしは会社の利益なのに、環境にとって天晴れな方であることは嬉しかった。でも、義理人情には代えられない。岸田さんに「刷りなおしさせて!」と懇願したが、「それは止めましょう。ぼくも一緒に謝りにいくから。そして文化協会と相談しましょう。」と、PTAでの小学校の校庭に芝生を植えるボランティア作業で忙しい日に、汗をかきながら文化協会に駆けつけてきてくれた。 文化センターには、阿部事務局長と、川真田幸男理事長がニコニコしてきてくれた。落ち込む私に、阿部さんは「ボクもよくミスをするんですよ。」と、逆に私を元気付けようと自分の例え話をして慰めてくれた。涙が出そうだった。「刷りなおしもシール貼りもそんなお手間なことはしなくていいですよ。我々はそんなつもりで協力しているのではないですからね。」それはわかっているのだけれど。 「すみません。すみません。」と、すっかり小さくなっている私に阿部さんは「吉田さん、そんなことでクヨクヨしていたら、政治家になれませんよ。頑張ってください!」と言ってくれたのだった。この日のことは一生忘れられないんじゃないかと思う。 やっぱりイベントは大変・・・ 他にも小さなミスを繰り返し、紆余曲折を経て、とうとう上映日となった。会場には映像テスト、音声テストと、数回足を運んだ。準備に半年近くもかかり、映画の話題性が薄れてしまったことの懸念、また、入場無料のため、チケットを出さなかったことで、「当日忘れずに来てくれるだろうか・・・」と、不安な日々が続いた。 せっかくのみんなからの賛同金、合計22万円(必要経費も約22万円)が生かせるように、せっかくの19団体の想いが活かせるようにと、お盆過ぎから、友人知人への電話かけ、お世話になっている後援会の方々の自宅を訪問して「観に来てくださいね」とお願いしたり、前日は組合の広報車を借りて、日中は小雨の中、夜は大雨の中を、マイクで6時間の街宣もした。 本番を前にクタクタになっていたが、やるべきことを全てやり尽くすと「これだけやったのだから、明日入場者が少なくても、もう良いや。それはそれや!」と、不安がなくなり、開き直って眠りについたのだった。 入場者は600人以上 さて、当日は稲刈りの農繁期であったが、みんなで頑張った甲斐あって、来場者は600名以上、そのうち507名もの方々がアンケートに回答してくださった。これはすごい確率だ! 映画の内容の5段階評価では、「とても良かった」が247名、「よかった」が140名であわせると387名。あとの3段階はあわせて26名。これもすごい確率!コメントを書いてくださった方もたくさんだった。 「多くの人に温暖化の事実とやるべきことを知ってほしい!」という想いだけでやった上映会。こんなにたくさんの人が観てくれて、感じてくれて、本望だ。関係して下さった全ての人々に感謝して、次につながっていくことを願いたい。 そしてホッとする間もなく、1週間後の「田中優さんの講演会」へのラストスパートへ突入したのだった。 アンケート集計(合計507枚)
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