9月29日
何かの間違い?
〜男女共同参画基本法の廃止を求める請願!!!〜
一般質問の最終日には、その議会に提出された請願一覧表が本会議場に配布される。どれどれ?とチェックすると、ナント「男女共同参画基本法の廃止、または抜本的改正を求める請願」というのがあり、目を疑った。提出者が女性というのにまたまた驚いた。
男女共同参画については私の所属する総務委員会(県民環境部)で審議される。ムム・・・。紹介議員は自民県議13名。そのうち総務委員が6名もいるではないか! 自民良識派かなと思っているあの人もこの人も紹介議員としてサインしている。ウゥ・・・、すでに採択は決まったようなもの。しかし、こんな内容の請願の採択が許されて良いものか? またもや議会の常識は市民の非常識になるのだろうか。徳島県議会が全国の恥になること間違いなしではないか!
「男女共同参画社会基本法」及び「同基本計画」の改廃を求める請願
(請願趣旨)
平成10年3月23日に開催された「男女共同参画社会基本法」(以下、基本法)の策定を審議する第4回検討小委員会の議事録*1から、委員による「ジェンダー」概念の強引な盛り込みが明らかになり、また、後日開催された第5回検討小委員会の議事録に至っては紛失したとのこと。このような一部の者*2によって作為された現行「基本法」及び「同基本計画」は、いまやその存在の正当性を失ったと言える。
また、当該事案における、国会、地方議会、国政、地方自治での混乱*3は、拡大解釈、恣意的運用などを予め想定した「基本法」の根本的欠陥が原因であり、且つ日本人が持つ伝統的価値観にそぐわない「基本法」の偏向理念からくるものである。
取分け、教育現場*4での恣意的運用、濫用は甚だしく、もはや男女差別の解消という策定趣旨からは限りなく遠くかけ離れたものとなり、偏向思想による教育から、国民、子供達を守ることが困難となってきた。
よって、私たち青年会議所(JC)は、21世紀の子供達に対し、日本固有の伝統と文化の伝承、それに基づく礼節を備え得ることのできる教育を付与する責務があるとの立場から、「男女共同参画社会基本法」の廃止もしくは抜本的改正を含め、以下のことについて強く要望いたします。
(請願事項)
- 「男女共同参画社会基本法」の廃止もしくは抜本的改正を行うこと。
- 「男女共同参画基本計画」の廃止もしくは抜本的見直しを行うこと。
- 以上等について、内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、内閣府、総務省に意見書の提出を行って下さい。
(ここからは吉田の考えなど)
*1議事録を読んでみたけれど、そのようなことはなかったです。
*2基本法は慎重な多数回の審議を経て、国会議員全会一致で決まりました。
*3基本法による混乱、恣意的運用、偏向理念、などは存在していません。もし拡大解釈があるとすれば、敢えてジェンダーを全ての性差を認めないものと曲解し、混乱を引き起こしている勢力があるとしか思えないのですが・・・。
*4県教委によるとそのような教育現場での恣意的運用や乱用はないとのことでした。
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