県民ネットワーク・夢  公開学習会

みどりのダムと公共事業

国も地方も多額の借金を抱え
今後の公共事業のあり方を巡って真剣な議論がなされています。
徳島県は「緑の公共事業推進チーム」を中心にして
従来型の公共事業の見直しを進めています。
そして環境に大きな負担をかけるコンクリートのダムより、
自然と人が助け合うみどりのダムが
未来を豊かにすることが明らかになりつつある中、
新しく結成された県議会会派「県民ネットワーク・夢」は
県民と共に県政を考えるために、
専門家の講師をお招きして公開学習会を開催します。
今回は研究の第1人者である中根周歩先生とともに
みどりのダムの可能性を探ります。
多くの方々のご参加をお待ちしています。


日 程 平成15年6月29日(日曜日)
午後1:00
1:30
3:00
4:00
 受付開始
 中根教授講演
 質疑応答
 終了予定
場 所 徳島市文化センター別館3階 第2会議室
      TEL 088-653-2185
講 師 中根 周歩(広島大学大学院生物圏科学研究科教授)
    「森林の治水機能(緑のダム)を考慮した
          吉野川流域の治水対策を」

 さかな

〜 中根 周歩 教授プロフィール 〜
「なかね かねゆき」と読みます。1947年生まれ。理学博士。92年より広島大学教授。専門は、森林生態学、生態系生態学、環境生態学。陸上生態系における炭素循環機構の解明(森林による二酸化炭素吸収量の評価)、大気汚染(酸性雨、酸性降下物質など)による樹木被害の解明(松枯れ、田辺地域の梅・ヤマサクラの衰退)、河川−流域生態系の水・物質循環の解析(「緑のダム」の科学的検証、森林の環境保全機能の評価)などを研究テーマにする現代社会に最も求められている代表的学者。


主催:県民ネットワーク・夢 徳島市万代町1-1 連絡先:TEL 0883-42-2221