今年の夏は、1898年来の猛暑だったとか、

みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか？

この夏、「徳島をモデルにした持続可能な食とエネルギー戦略を携えて、国政へ乗り込もう！」という私の試みに共感していただき、後援会へのご入会や心温まるたくさんの激励、各種イベントの企画、運営、参加など、本当にありがとうございました。

せっかく応援していただいたのに、私の力不足により、あと僅かなところで夢はかないませんでした。みなさまのご期待に沿うことが出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。無念ですが、結果を受け止めて、次に私に出来ることを探していかねばなりません。

衆・参のねじれで政局運営の厳しさが予想される中、先日、民主党代表に菅直人さんが再選され、新内閣の下、挙党一致で厳しい国の局面に対応してほしいものです。

私が、政治の場で取り組みたかったことは、広がる格差の中での子どもたちへの貧困の連鎖を断ち切ることでした。徳島など地方に雇用をつくり、元気を取り戻すための「食とエネルギー戦略」は、そのことと同時に、不況に強い経済と持続可能な環境を同時につくりだせるチャンスです。政・官・業の癒着にまみれた自公政権での実現は難しいと思い、民主党からの国政へのチャレンジを試みました。残念な結果となりましたが、今後の政権運営に一縷の望みを託し、私自身は一市民としての立場でこれらの問題に取り組むことで、未来の子どもたちへの責任を果たしたいと思っています。

昨年11月から7月までの８ヶ月間、私が目標に向かって走っていた間に、市民のみなさんが「吉野川汽水域をラムサール湿地登録地に」と「吉野川ラムネット」（読売新聞記事）を立ち上げられました。微力ながら署名活動に協力していきたいと思っています。ご賛同いただける形はご一報をお願いします。コツコツと粘り強い市民活動は尊いものであり、政治に声を届けることをあきらめないようにしたいです。また最近は、全国各地での地産地消の取り組みを視察したり、自然エネルギー普及の協議会立ち上げの準備会を進めながら、いろいろな方から元気をいただいています。

徳島に骨を埋める身です。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2010年秋　吉田ます子